2018年1月28日日曜日

壁にぶつかっては進む


去年の夏頃からジャムセッションにチャレンジしている。

僕のピアノの腕前は大したものではなくて、ドビュッシーの初級レベルの曲(アラベスクとか)や、せいぜいバッハの平均律のいくつかをかろうじて弾ける程度だ。真面目に練習している小学生の中学年レベルかな。無駄にピアノ歴は長くて多分20年くらいだけど、大人になってから練習してもその程度かな、と諦めている。

それから中学生の頃にギターを触ったことがある(これもすぐに飽きた(笑))。コードは覚えたから、セブンスくらいなら直ぐにピアノで弾ける。ジャムセッションに参加する時にこれが一番プラクティカルに役立った。

小学生レベルの腕前。楽譜が読める。コードを見ながら弾ける。そんな僕が初心者OKのジャムセッションに参加してどうだったかというと、そりゃもう大変だった。

ロストはするし、アドリブはメロメロだし、山のように課題を突きつけられて、涙目になりながら帰ったものである。正直言えば、重い気持ちでレッスンに向かった日も少なくなかった。それでも何とか通い続けられたのは先生の教え方が性に合っていたからだと思う。後はレッスン料都度払いというのも僕に合っていたかな。本当に心が折れた時は、安心して休むことができたから(笑)

山のように課題を突きつけられた、と書いたけれど実は先生から直接指摘されるものは少なかった。いや、むしろ「ほとんどなかった」といってよい。否応なく「自分はこれはできない」ことが見えてしまうのだ。先生も敢えて黙っていたに違いない。(指摘してたらキリがないから!)

今でもやっぱり一番の課題はロストである。ロストしてしまうとアドリブもバッキングもどうしようもなくなるんだから。コードの流れを常に感じて、常に叩けるようにすることがまずは前提だと思っている。だから今日も限られた時間で一生懸命25(ツーファイブ)を3パターン、12キーで練習するのだ。よし。頑張ろう。

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