Giant Stepsや、Moment's Notice、Have You Met Miss Jones など転調や25が詰まった曲をプレイするにはストックフレーズがないとキツイよね。という、素直な人なら先生に言われたり本で読んだりして数日で飲み込む事実を、1年半掛かってようやく認識した私です。こんにちは。
Youtube見てると難しい曲の攻略ビデオが色々あって「25フレーズが効くだぜ?」っつうのが多いですね。当然かな。
こちらMoment's Noticeチュートリアル。ふむふむと聞いていたら、最後の方に気になる言葉がありました。 以下意訳。
「こういうフレーズ練習をガイドすると『こんなのジャズじゃない』『クリエイティブじゃない』って抵抗する人もいるんだよね(実際僕の生徒さんにいるんだけどね)。確かに決まりきったパターンでアドリブするのってクリエイティブじゃない。でも、Moment's Noticeみたいな曲はフレーズ持ってないと厳しいよ。それにこういうフレーズを身につけてから、クリエイティブになれるんだよ」
うーむ。僕に言われたような気分だ(笑)
正しいとは思うんだけど、こうストレートに言われると、ひねくれ者の僕としてはちょっと気に入らない(笑)
苦しくったって、ツラくたって、25フレーズの仕込みなしで玉砕したらいかんのか?と。
他にクリエイティブに演奏する道はないのか?と。
「面倒臭い生徒だなあ」って?はい。その通りです。全力で認めます(笑)
自分で言うのもなんだけど、単なる言いがかりじゃないとは思う。
例えばこういうシナリオはどうでしょう。
「今日はステップアップしてちょっと難しい曲にチャレンジしてみようか。Giant Stepsだ」
(演奏)
「先生!無理です!こんなのどうやったらアドリブできるんですか!?」
「うん、色々やり方はあると思うけど、この25フレーズをG、Eb、Bで練習してみるのはどうだろう??」
「なるほど!!さすが先生!!」
この方が生徒さんも練習に身が入るんじゃないでしょうか。最初から答えを示すのはもったいない、という話です。
他にもあります。
玉砕って勉強になるんですよ。手も足も出ない。Fu*k !! Sh*t !! じゃあ、どうやったらできるんだ?色々考えてみる。考えた末に、例えば25フレーズにたどり着く。あるいは、コードトーンから各小節に共通する音を抽出して、自分なりにアドリブの流れを組み立ててみるとかね。
最初から提示される「解答」に従うのではなく、自分で実際に玉砕して自ら25フレーズの練習に落ち着くとか、自分なりのアナライズにチャレンジするとか、そういうのもジャズだよね、と思うのです。
あ、Nakano-Yuki Music Lab.は玉砕上等レッスンなのでいいと思います。少なくとも私には合ってる模様(笑)
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