2018年6月26日火曜日

今はこの練習だ!


何も考えずにコードが弾けるようになること!

そのために・・・

251をゆっくり弾くこと!

今の自分にはこれが一番有効のようだ。

左手1-3-5-7(レファラド→レファソシ→ドミソシ)は意外と汎用性が低いから、やらなくていいと思う。
どうせなら両手でドロップ2で251練習する方が結局近道だ。

片手でやるならルートレスVoicingで251。アドリブ中に刻むためというより(もちろんそれも目的の一つだけど)アドリブの基礎となるのが大きい。

アドリブで困ったらその時のコードの3579のどれかに着地すれば、何とか落とし前がつくのだ。

スケールに関して言えば、アイオニアンスケールとテンションが分かればそれなりに何とかなるはずだ。

コードが弾ければ、黒本見てそれなりの演奏ができる。これも大きいよね。



2018年6月24日日曜日

映画「セッション」とか


今日はセッション仲間と練習。
Fry meとか枯葉とかBye bye blackbirdとか復習ができてありがたい。

夕方に帰宅。先日録画した「セッション」を見た。

Google検索結果「映画 セッション」

いやー。キツイっす。
素人ジャズやってる人は見ないほうがよろし。

でも凄く面白いよ。見るなら覚悟して見てくださいね。
見た後は「うおおおぉぉ・・・ぐあぁぁ・・・」という感じです。


2018年6月23日土曜日

6/23セッション教室振り返り、その他


ジャムセッション・ポータルページ運用開始しました。
Jam Session Portal


Another you
バッキング、表拍も出していいよ。バッキングも歌うように(パパーパ!とかンダダ!とか。これは自分へのアドバイス。うむ。)

Just Friends
全体のデザイン力が大事(これは上級なコメントだね)

独り言)左手ルートレスで黒本練習しよう。したい。
独り言)なんだかレベルが高かったっす。

Someday My Prince Will Come
特になかったかな。レッスンは濃かったけど。

サマータイム
逆順は最後2小節をDm7、G7にするよ。
ブルージーイントロ例。

イントロから全体の曲調を持っていけるといいね。


今日はなんだかレベルが高いレッスンでありました、

2018年6月20日水曜日

スケールとコードについて考えた


ふと思い立ってジャズのポータルページを作ろうと準備中。

その時間でピアノを練習すべきなんだろうけど(苦笑
近日公開予定です。

***

さてさて、掲題のスケールとコードについて。

もう一歩具体化すると、スケールに基づくアドリブと、コードに基づくアドリブについて。

究極的にはスケールもコードも同じなんだけど( C△7(9)(11)(13) = Cアイオニアン)、やっぱりスケールで考えるか、コードで考えるかで練習方法も実際のアドリブも違うよね。

ここはもうセンスの問題で
「やっぱり僕はコードベースでアドリブ弾かないとしっくりこない」
「いやいや僕はスケールじゃなきゃ」
どちらが正解ということはない。

僕の場合はどうやらコードで考えるのが性に合っているらしい、といよいよ確信してきた。

まず、とにかく効率がいいんだよね。

課題曲の練習、これすなわちまずはコードを覚えること。コードを覚えるついでに、そのコードトーンを軸にアドリブを考えよう(アルペジオゥ・ェエ・・・)。コードを覚えて適合スケール考えて、となると2ステップ必要になってしまう。

それから、スケールを構成する5〜8音をセットで覚えるより「#11が面白いぞ」とか「b13は味がある/ビバップ風味がつく」と覚える方が楽。第一覚える音が少ない笑

もちろんスケールが便利なことはよくわかる。251の流れがあった時、この4小節はアイオニアン(or ブルーススケール)だけで押し通せる!と見通せるとこれは楽だもの。

結局、両方の考え方を使えるのがゴールなんだろうな。うーん。道のりは遠いぜ。

2018年6月16日土曜日

ダメだゆっくり練習しないと


昔からの悪い癖だ。

どうしても雑に練習しちゃうんだよね。
同じことやってると飽きるし。早く上手くなりたいし。時間ないし。
集中しないでぼーっと弾き散らかしてしまう。

こういう練習してると同じところを何度も間違えてしまう。上手くもならない。

面倒くさくてもゆっくり弾かないとダメ。それが練習だ。

ゆっくり弾けないのに速く弾けるわけがないんだよね。

時間がないからこそワンステップごとに大事に練習して行こう。うん。

2018年6月11日月曜日

#11(b5)がすぐ出るようにしたい


9度はすぐ出るよね。

ルートの全音上だし、C△9とか大事なトニックコードだし。

b9。メロディに入れるとブルースっぽくなるし(ブルーススケールじゃないのにね)、ルートへの経過音としても使える。

#9=b3は、マイナーブルースには欠かせない音ってことで、これも分かる。

飛んで13度。ルートの短3度下。(トニックに重ねる6度は別物として)ワリと扱いにくい音で、むしろb13度の方がよく使う。マイナーブルースでも、ビバップスケールでも。

で問題の#11(b5)。
これがなかなかすんなり出て来ないんですよ。自分。

ブルーススケールに入るかなり強烈な音です。

あるいは代理コードのルートになる音。

突然こいつを差し込むとギョッとする音。でも、

#11 → 11 → b3 → 1 → b7 → 1

とすると、割とありきたりなブルーズフレーズになったりする。

このテンションの真ん中にいるニクいやつ。

この#11を、なんとか制覇したいと思ってる昨今です。

おしまい。

2018年6月10日日曜日

6/9 セッション振り返り と梅干し


全般

(ピアノの人向け)左手でルート弾きながら右手でメロディ弾けるようにしてね。
(ギターの人向けかな)左手首固定でスケール練習するといいよ。
一個の音に調和するメジャーコードを全て把握する練習も良い。

 Fly me to the moon

ボサノバのバッキングは左手1-5で、右手でリズムを「うんぱ、んぱーぱ」という感じで刻めばそれっぽくなるよ、という話。

There will never be another you

1カッコ終了のFm7 - B7をリハーモナイズ(F#m7 - B7 - Fm7 - Bb7)するなら、Eメジャー&Ebメジャースケールが適合だね。
枯葉はリハーモナイズの練習にいいね。
エンディング、Bbm7(左手17右手39)から半音ずつ下げて最後にEbメジャーで〆る、みたいなのもあり。ダダッダダッダダッダー。(後記:MilesのBye bye blackbirdの終わりみたいなやつ)。

Some day my prince will come

エンディング。ベースはFペダルでワリとOK。ピアノは251で進行作ってしまうとかね。ピアノのTさんは6b(Gb)- 2b(Cb = B)進行で〆ていた。(後記:これは251の代理であるな)
ベースは最初の8小節?くらいは白玉?でOK。刻まなくてもよい。
二小節目のD7。二周目にE7(#11)とするのもあり。次のE△7への半音進行にもなるし。(後記:Eの#11(b5)はDのb13(#5)と同じか!)
ピアノ:左手の刻みは付点四分で、3拍を2拍にしてしまうとかもあり。
ソロに三連符入れても面白い。ファbシレbミレbミレbミ・・・
あまりやらないけど)三拍子を付点四分で2分割してそのまま四拍子に変えてしまったり、ということも意地の悪い人はやってくるよ。

Summer time

エンディング。最後の段、最後の小節をDm/G7にしてCに戻って逆順、というのはよくやる。




少量(1kg)梅干しメモ。

普通のレシピは梅と塩を交互に入れてるけど、1kgだったら梅を全て入れたあと、最後にスプーンでまぶすくらいでOK。梅は真っ黄色に完熟してなくても大丈夫。(梅酢が上がるのが少し遅いけど)
念のため、ポリ袋+水重石は水注入時の水漏れに注意。難しい作業ではないけれど。ぼーっと作業しないこと。

3年前から毎年作っている。
初年度はまずまず成功だった。
2年目は白梅干しを作成。ちょっと苦労したかな。ポリ袋を消毒しなかった?せいか、白カビと黒カビを生やしてしまった。まだ青い梅で漬けてしまった結果は肉が薄い程度で特に問題はなし。白梅干しは我が家ではあまり人気がないので今年からは全て赤紫蘇を投入する予定。


2018年6月8日金曜日

今の練習(2018/6)


「とにかく251を指に覚え込ませる」方針はブレていない。
意外と試行錯誤してないのは良いことだ。

平日、髭を剃ったりコーヒーを沸かしたり、ピアノ練習に取り掛かれるのは朝の5:50前後ということが多い。

1.root lessの251。上が右手、下が左手。これを半音で12キー上下。全音上下。短3度で上下。長3度で上下、4度で上下。60通りか。



2.右手と左手を入れ替えて、1と同じ練習は60通り。

3.両手251(A)。これも60通り。


4.両手251(B)

楽譜がないや。左手がレファ、右手がドミシ(Dm7(9)(13))で開始する251。

5.エンディング、オープニングの練習。(ちょっと取り留めのない練習)

6.#2#551のリハーモナイズパターンの練習。251の延長で。

7.両手で4度を弾く練習。McCoy練習。11度の感覚を付けたいのとモードっぽく弾くための基礎練。

子供らが起きてくるとテレビ番組(ZIP!)が流れるので気が散る。 

合間にバッハとショパンで指の訓練をして1時間ほどが経過。
残った時間で黒本のコードをなぞる。あとは弁当のスープジャー作ったり腕立て伏せしたり会社に行く準備。

ジャズを聴きながら通勤。通勤しながらコードとか覚えられるといいんだけど残念ながら無理っぽい。やっぱり弾かないとダメか〜。
会社から帰って余裕があればroot less251の練習。

最近は「テンション把握するとアドリブ安泰かもしんない」とか思い始めた。

#9♭9、#11(♭5)、♭13の個性を把握しておくとアドリブが捗る。ピントが外れて多少散漫になってもコードトーンに着地すればなんとかなる。これって、スケールを把握するのとニアイコールじゃないの?とか思ったりもしつつ。ブツブツ。

おやすみなさい。

2018年6月5日火曜日

「そこまでやるか」タイプと「ニョロニョロまったり」タイプ


前回はアドリブには4種類あって(と僕は解釈していて)、どういうジャズプレイヤーがどういうタイプかを適当に分類してみたけど、それで全てが分類できるはずもない。適当な分類方法を考えるのも楽しいものだ。

ということで次のカテゴリー。

「やりたかったことはよく分かるんだけど、なんとまあ、そこまでやってしまったのね」

代表的なのはバド・パウェルとオスカー・ピーターソンだ。

完成イメージが明確で、全力でそこに邁進し、スタイルを完成させてしまった人である。小曽根真もこのカテゴリーに入れたいかな。共通するのは超絶技巧。ゴールが明確だから、技術的な表現をどストレートに追求できるのである。個々のアドリブがどうとかのレベルでは語れない。また、外れアルバムが少ないのも特徴だ(バドは体調によって違うらしいけど)

それからこのタイプ。

「なんだかニョロニョロとまったりソロやってますなあ」

これは我がブラッド・メルドーと、ハービー・ハンコックである。



ハービー・ハンコックはエレクトリックでファンクでロックなイメージだが、ソロは意外とニョロニョロまったりで心地いいのだ。

僕が好きなのはもちろん「ニョロニョロまったり」タイプで、こういうのを聴きながら午後に昼寝をするのはなかなか心地よく、また疲労も取れるのである。

おしまい。

2018年6月2日土曜日

アドリブとは(哲学)


村上春樹の『意味がなければスイングはない』を読んだ。

あらかじめ書いておくけれど僕は30年近く前からの村上主義者であって、彼の本には随分助けられてきたし、精神的に影響も受けてきた。彼の著作があったおかげで僕の人生は少しだけ楽になったのは事実だ。感謝しかない。そんな僕が書くんだけれど。

この本は全然ダメ。(あっさり)

というか、村上春樹が音楽について書いたエッセイは基本的に全てダメ。あれはファンタジー。音楽評ではない(断言)

この人のロックとジャズの好みは「コテコテ&ベッタベタやないかい」世界から一歩も出ていない。キース・ジャレットを「胡散臭い」、チック・コリアを「退屈だ」と一蹴してる時点で完全に化けの皮が剥がれてる。ちょっとでもスイング・初期ビバップから離れると理解できないらしい。シダー・ウォルトンをやたら推してるのも(そりゃ悪くないピアニストだとは思うが)むべなるかな。ウィントン・マルサリスに対する態度なんかヒドイもんでね。ま、僕もマルサリスは強いて聴かないけどね。

ジャズについて書くのはいいとして、悪口を書いちゃダメだろう。キースですらウィントンを批判する権利はないと思う。マイルズにはあったかもしれない。でも、マイルズはウィントンを気に掛けていたらしい。(by 小川隆夫

逆に、悪口さえ書かなきゃ結構好き勝手書いていいんだな。ということを、僕は村上春樹のエッセイから学んでしまったのである。

ということで僕なりにアドリブについて考えてみたことを書く。
ピアニストを念頭に書いてるけど、どの楽器でも当てはまると思う。

アドリブにはざっと4種類ある。

1.1小節前 〜 直前に思い付いたフレーズ。奏者は頭真っ白状態である。

2.2、3小節前に思い付いたフレーズ。奏者には結構余裕がある。

3.そのコーラスが始まってから思い付いたフレーズ。いわゆるストックフレーズがほとんどだ。

4.アドリブが始まる前に決めているフレーズ。これも当然ストックフレーズ。

4になると「そもそもそれをアドリブと言えるのか?」と言いたくなるかもしれないけれど、わりと名盤・名演にもタイプ4は多い(はずだ)。すぐ思いつくのはMilesのRound Midnight は Bye Bye Blackbird、レッド・ガーランドのソロの2コーラス目。


これ、完全に仕込みである。五千円賭けてもいい。

仕込みだからイカン、という訳でもない。もちろん。仕込み感を感じさせずにさらっと出すのも芸のうち。

あるいはBill Evans。


この人の全盛期の曲は(もちろん曲にもよるけれど)、ワンコーラス目はかなり仕込んで完成度高く、ツーコーラス目はある程度を仕込みつつわりと自由に、スリーコーラス目ははっちゃけて。というパターンが多いと思う。全体的に「神ってる」感を醸してるのがすごい。

僕の感覚では「1」でちゃんと勝負になってるのがキース。次点、ビル・エヴァンス、ハービー、ブラッド・メルドー。バド・パウェルは惜しいなあ、なんか違うんだよな。

「1」「2」で勝負してる準A級、Bの上級が多い。

「2」「3」でもスゴイのが、モンクだ。

この区分ではジャズ・ミュージシャンの格付けをすることは難しいけれど、気合いが入った曲かどうかは分かると思う。

力尽きたのでおしまい。

買ったもの1