2018年3月28日水曜日

新たな刺客 iv 7 - VIIb 7 - I M7(iii 7)


マニアックなタイトルでマニアックな記事書いてるからアクセスが伸びない。

いいんだもんね。ブログは気長にやるもんだ。

さてさて、本日はMilesの Sketches of Spainを聴きながら。


一時期はYoutubeでこれだけ無料に聴けていいんかい!と内心突っ込んでいたんだけど、やっぱりYoutubeは音がいまいち。CDからMP3に落とした方が音が良い。あまり音にこだわらない僕でも分かる。ボケーっと聴き流すならYoutubeで十分。でも気に入った曲はやはりCDを手に入れてMP3(僕は192kbpsで変換している)に落としたい。皆さんもYoutubeで気に入った曲があったらぜひCDを入手されることをお勧めします。

さてさて、表題。

マイナー4度セブンスから、7度bのセブンス、トニック(3度マイナーM7)に着地するコードの流れを知った。(以下のビデオで 0:05 - 0:06 辺りに早速出てる)


ii V だけじゃなかったんだ。うむ。当たり前か。なかなか格好が良いコード進行だ。

今までは ii V だけで精一杯だったけれど、こういうコード進行も見えてきた。

両手バッキングの道も見えて来た。進んでる方向は間違ってない!と心強く思っているところだ。



2018年3月27日火曜日

ジャズピアノを練習しながら聴く曲は


どうしてもピアノトリオが多くなってしまう。

昔はテナーサックスが好きだった。やっぱ花形だよね。

コルトレーンのBalladsは中学生の時に公立図書館の視聴覚室で、レコードを聴いたものだ。ちょっとした背伸び。大人になった気分がした。


スタンゲッツも好きだったな。「Stan Getz Plays」はCDで買った。いつ買ったかは忘れてしまった。大学生の頃に繰り返し聴いたものだ。久しぶりに引っ張り出してMP3に落とし、Balladsと一緒にWALKMANに入れた。


Balladsのピアノはマッコイ・タイナー。強烈な個性だ。「真似できる」とも「真似しよう」とも思えないよな。減5度を畳み掛けるとマッコイっぽくなるだけど、相当余裕がないとそこに歌心は生まれない。

Stan GetsのピアノはDuke Jordanだって。ゆったりしたリリカルなピアノはStan Getzにぴったりだ。奇しくも?図書館から「Fleight To Jordan」を借り出したところだ。MP3に落としたばかりでまだ聴いてない。明日が楽しみだ。

これから眠くなるまでピアノの練習だ!

2018年3月24日土曜日

今の練習+ジョージ・オーウェル「1984」再読


本日はズート・シムズのゆったりテナーを聴きながら。


今、練習で重点的にやってるのが両手 ii V だ。

左手1-7右手3−5−9開始パターンと、左1−3右7−9開始パターン。これを12キー、半音ずらし、全音ずらし、4度ずらしでやる。これは効くぜ。と信じて練習。実際、これが脊髄反射でできれば、リードシート見るだけで"Jazzy"なソロピアノが弾けるはずだ。

あとはブルーススケールの練習。そろそろ単純スケールを脱して、フレーズ12Key練習に行きたいんだけど、もう少しかな。

スケール& ii V 。うん。俺の練習は間違ってないと確信しちゃうね。

別件は読書メモ。

ジョージ・オーウェルの「1984」を再読した。

前に読んだのは20年以上前、まだソ連があった頃じゃないかな。だから、最初はこれを「ああ、社会主義国家の話ね。ふむふむ」とさくっと読み飛ばした。若くて洞察力が弱かったというのもあるだろう。

上の子がたまたま読んだらしく、えらく感動して「これはすごい本だ」と唸っていた。「社会主義国が崩壊した今、どうしてこの本が力を持つんだ?」と思ったのがきっかけ。

読み返して今更ながらすごい本だと知った。昔のSFの香りはしつつも、人間洞察が深い。北朝鮮のキム、ロシアのプーチン、トランプ、日本の安倍を見ていると「1984」の世界は全く人ごとでない、と思えてくる。

以上。北朝鮮情勢が落ち着くことを祈っている。

2018年3月21日水曜日

いわゆる「名盤」を聴きまくっている


聴きまくるってのは大げさかな。

CD一枚、40分〜70分を聴くだけのまとまった時間を取るのは難しいからね。

せっかく聴いても、途中から意識が飛んで別のことを考えていることもある。仕事のことなんか考えてると「俺は一体何をやってるんだ」ってなもんでね。せっかく音楽に浸るべき時間を無駄にした!

聴きながらウトウトしちゃうこともあって、それはそれで悪くない。聴き終わった後でうーんと伸びをしたら体がほぐれてたりするような感じもある。体の方は気のせいかも知れないけれど、リラックスできたのは間違いないね。

さて、本題。
数多あるジャズ名盤ガイドを図書館で借りて、聴きたいアルバムをメモして、CDを図書館で借りる。無料で活動してるとジャズ市場が回らないから、いつかは(中古)CD市場にお金を払わなければ、と思いながら。

名盤と言われてるCD。聴き始めの数秒で鳥肌が立つようなのもあれば、半分ほど聴いても??あれ?ってなって、アルバムを切り替えちゃうのもある。

鳥肌名盤。明らかに演奏者の波長っていうのかな。それがビシッと伝わるやつだ。僕の第一のフェイバリット、キース・ジャレットのアルバムの多くはいきなりシビレさせてくれる。あとはブラッド・メルドーも今の所ハズレがなさそうだ。キースとブラッドとは全くスタイルの異なるジーン・ハリスも意外と好きだな。これからどういう出会いがあるか、楽しみだ。

問題は後者。

あれ?これが名盤?ってなる。

単に波長が合わないのか。
聴くべき気分、あるいはタイミングではないのか。
あるいは、実は「あなたの」名盤ではないのか。

性急に判断せず、じっくり見極めたいところだ。

最近「じわって」きたのがバド・パウェルだ。前は「何がいいの?ビバップ・ピアノまんまじゃん。これ以外ないじゃん?どこに独創性があるの?(<これはフェアじゃない)」と思っていたのが、繰り返し聴くうちに凄さと良さが分かってきたんだよね。

いまいちピンとこない名盤でも、しばらくはいろんな角度で聴いてみたいと思っている。

そう。まずはレッド・ガーランドさん。あなただ(笑)


2018年3月19日月曜日

音がいいんだ。Walkman。


先週末にWalkman A45HNを買った。ジャズのアルバムを大量に仕込み、ウキウキしながら会社に持って行った。ヘッドホンはMDR-100A。同じくSony製でちょっと古い有線版だ。今は値下がりして1万ちょいで買えるのか。

休憩時間に静かな休憩ルームで聴いたのはBrad MeldauのPlace。
Youtubeで一部が試聴できる。


全体にちょっと茫漠とした雰囲気というかな。キレのいいソロはあまりなくて、不協和音を重ねていく複雑な曲が多い。一般受けするアルバムじゃなさそう。

ところが、A45HNとMDR-100Aという組み合わせで聴くとこれが凄かった。

Brad Mehldauが目指したものと、それが思うように表現できてないというもどかしさすら伝わってくるというかな。

決して万人受けのする傑作ではないのだけど、十分聞き応えがあって、異世界に意識を飛翔させることができた。ということは、これは「オレの傑作」であり、万人受けの傑作よりも大きな値打ちがある、ということになるのだ。

Walkman Aシリーズはやっぱり音がいい(タブレット、Macと比べて)。それから有線ヘッドホンはやっぱり安くて音がいい。

さほど音質にはこだわらない僕なんだけど、投資してよかった、と満足したのだ。
明日の休憩時間が楽しみだ。

2018年3月18日日曜日

Walkman買ってしまったマン



Walkman Aシリーズのイヤホン付き。


無いなら無いで済むんだけどね。

暮らしのスキマを埋めてくれる商品って、油断した時に思わず買っちゃうんだよなあ。

僕が埋めたかった暮らしのスキマ。

寝る前にちょっと音楽を聴きたかった。
ふと夜中に目が覚めた時に、音楽を聴ける環境が手元に欲し買った。
今までAndroidタブレットにMp3プレーヤーソフトを入れて聴いてたんだけど、夜中は充電してることが多いし、明るい画面を色々操作するのは就寝前や真夜中は避けたいからね。

あとは、もう少しいい音で音楽が聴きたいな、というのもあって、これについてはイヤホンを買い換えることも検討してたんだけどね。これらの理由が見事にWalkmanという欲望の対象に雪崩を起こしてしまったわけ。


で今、たっぷりジャズのアルバムを入れてご満悦。音もちょっと高い有線のヘッドホンで聴くとかなり満足できる。明日の休憩時間が楽しみだ。

実は最近、僕がまだ聴いてないジャズの名盤があまりに多いことに気がついてしまったんだ。気合いを入れて聴かないと死ぬまでに聴きたいアルバムを聴ききれず、心残りのまま死ぬんじゃないか、そんな気がしてね。いや、本気で。

聴きたいアルバムリストを徐々に消しこんでいくぞ、とWalkmanを前にテンションがあがってるところだ。

2018年3月17日土曜日

セッション振り返り(3/17)


今日のセッション振り返り。

場所は高田馬場サニーサイド。小ぢんまりした明るい雰囲気の店だ。地上2階にある。初めて来る方なら、暗い地下の店よりこういう店がいいだろうな。入りやすいと思う。

本日のセッション。以前より緊張しなくなってきたのは間違いなさそうだ。すこーしづつ進歩しているのだ。うん。

Have you met Miss Jones.


コードはほぼ覚えた。楽譜なしでOK。でもまだ油断ならないので練習が必要だな。

In your own sweet way.


一応楽譜開いて演奏。ぎりロストはしなかったけれど指がついて行かない局面多し。テンポ速かったな〜。次回までにコードを指に覚えさせるぞ!

I'll remember April


楽譜見ながら&比較的簡単なコード進行なのにロストしてしまった!とにかくテンポが速かったな。やはり覚えよう。

先生のアドバイス。

■ Miss Jones、Sweet Way. いずれも転調の多い難曲。転調前後で共通する安全な音を把握して、それを繋げるような練習をすること。把握。

■ 同じく転調の練習。スケールを3度上昇2度下降な感じで練習(ドミレファミソファラ・・・)。転調をスムースにつなげること。ってこれは難しそうだな。まあやってみよう。

■ Remember April。ボサノヴァだから仕方ないが、とにかく走り勝ち。音量を下げるなどして溜めを作り、メリハリをつけよう。

指摘が的確で数が絞られているのがありがたい。いっぱい言われると(先生もいっぱい言いたいことあるんだろうな(笑))ついていけないからね。

自分の反省。

△ Sweet way, Aprilは次回イントロ作っていこう。

△ 少なくとも適合するメジャースケールは把握しよう。コードとスケールを把握すれば百戦危うからず、とまでは行かないけれど。

2018年3月16日金曜日

山下洋輔『[新編]風雲ジャズ帖』(平凡社ライブラリー)


今週末はジャムセッションだ。大丈夫かな(笑)

練習に自信を失っているのは春が近づいたからか、それともジャムセッション練習が近づいたからか。

僕にとって春は憂鬱な季節だ。

昔の恋人との悲しい別れを思い出すからだ。というのは嘘。そんなシャレた記憶があるわけじゃない。ただ単に毎年憂鬱になる。プレ五月病みたいなものだろう。気候が生ぬるくなった。ああまた春が来たか・・・なんて暗い気分になるわけ。我ながら不思議なもんだ。

さてさて気を取り直していこう。本日やらかした仕事のミスは何とかリカバったし(同僚のチェック結果も「問題なさそうですね」)何はともあれ二週間は練習はしてきたんだから、二週間前より今の方が上手くなっているのは客観的事実なのだ!(なのだ!)

本日は「The Unique Thelonious Monk」を聴きながらの更新だ。


山下洋輔の「風雲ジャズ帖」。読みながら記憶が蘇った。昔、文庫で持って愛読していたのだ。何度も読み返したものだ。新潮文庫だったかな。

文章がパワフルでリズミカル。ジャズマン!って感じ。こんな文章、Webではまずお目にかかれない。読みながら、時代が違うよなあと思った。学生運動真っ盛りの時代かな。東京の殺伐とした雰囲気が伝わってくる。バカやったもの勝ちだったのかもしれない。粗にして野だが卑ではない、というやつか。なんとなく羨ましい気がした。それから当時の「フリージャズ」メンの破壊的な生活が垣間見えて面白い。山下洋輔は今どうしてるのかなとググってみたら、今も精力的に活動されているとのことでこれは嬉しい。そういえば学生時代、この人のソロコンサートに行ったなあ。ボレロは流石だった。ブツブツ。

ああ。何だか過去の記憶に囚われてしまって投稿の落とし前がつけられそうにない。よってこれにておしまいだ!

2018年3月15日木曜日

練習が楽しくないのは珍しいことじゃない


ここ数日間、練習にモチベーションが上がらない。人間だもの。

こういう時は基礎練がありがたい。
スケールを12Key。コードを12Key。無心で練習だ。
ピアノを弾くのが楽しい時は「早く基礎練終わらねーかな」と思いながらやってる。早く遊び弾きとかアドリブ練習に進みたいからだ。
でも練習が”かったるい”日はかえって基礎練に集中できる。これさえやればとりあえずはノルマをこなした。って自己満足をとっとと手に入れたいからね。

というわけで練習サボりつつブログ書いてるわけ。少し脱線してお酒の話だ。

覚えている限り、つまり少なくとも10年以上ほぼ毎晩、日本酒換算で3〜5合は飲んできた。下手すればアル中だよな。という自覚もあったくらいだ。

それが今年の2月末からほとんど酒を飲まなくなった。

「あ。今日酒飲みたくないや」という日が突如として出現したのだ。その特異日以来、家では飲まない日が続いた。外飲みイベントでしこたま飲んだ日を挟んで、翌日から相変わらず酒を飲まない日が続いた。

昨日はふと「酒も適量なら体にいいというし、適量を日常生活に組み込めるならそれも良いかな」と思って、芋焼酎を1合弱、ナイトキャップとしてクイッと飲み干してみた。(禁酒とか断酒を意図的にやったわけじゃないから芋焼酎とウィスキー(サントリーリザーブ)が微妙に残ってるわけ)

特に美味いとも思わなかったし、寝つきが良くなるわけでも、睡眠の質が上がるわけでもなかった。翌日スッキリすることもなくてね。別に悪いことはないけれど(ちょっと精神的に不健全になった?疑惑はあるけど)、何のいいこともないな。という結論に至ってしまった。酒いらないじゃん。

酒飲みながらジャズ聴くってのも何だか言葉の上ではいい感じだけれど、ベースやらソロやらコンピングの音をできるだけ聴き取りたいから、酩酊してるよりシラフの方が都合が良い。そして集中して聴いてると酒に頼らない健全な陶酔感が得られる。

ジャズに真面目に取り組み始めてから家で飲む意義がなくなってしまったわけだ。人生100年時代を生きてる僕にとっては良い変化じゃないかな。というわけで今日もシラフ。きっとあしたは快調だ。

2018年3月13日火曜日

自由になれた気がした1−5(抜き)の夜〜♪


タイトルは尾崎の「15の夜」のシャレなんだけど同世代(から少し上)にしか通じないよな。うーん。参った。というほどのことでもないけれど。

さて、本題。ビバップ以降、ピアノコンピングで1−5を抜く技法があるとのことだ。3度はメジャー・マイナーを決める大事な音だし、7度もナチュラルとフラットでは性格が全然違う。この二つを出しておけばコードの肝となる響はOKだぜ。1−5はベースに任せればいいじゃん。という発想。

なるほど、と思ってこれまで1−5抜きのコード練習にトライしてみたことはあったのだけど、これがなんとも難しい。

左手に1ー3ー5ー7だの5−7−1ー3だのが染み付いてしまっている。「え?今さら1−5を抜け?そいつぁ勘弁して下さいよ、旦那」という左手の声が聞こえてくる。3−7だけだといまいち落ち着かない響きにもなる。練習が定着しなかった。

それが最近、左手と右手を使ってやれOpen VoicingだのClosedだの試し始めたら(まだルーチンの練習には組み込めない)1−5抜きの型はどうしたって避けて通れない。仕方なく?弾いているうちに1−5抜きの面白さが分かってきた。

1−3−5ー7全部弾くのより、断然アドリブが自由になるのだ。1−3−5ー7弾いてしまうと、もう流れが決まってしまう感がある。逃げ場がない。ドンピシャのメジャースケール弾けよ?でもルートとか5度は慎重に使えよ?つまらんぞ?ん?という強烈なプレッシャーがある。

それを3−7だけで弾いてると「あ、なんでもいいっすよ。ドリアン、リディアン、ミクソリディアン、オルタード、なんでも行っちゃってください」みたいな雰囲気になるのだ。アドリブの合いの手としても使いやすい。

3−7弾くのはどうやらブレークスルーになりそうだぞ?という予感がある。これは何としても練習に組み込まねばなるまい。うん。


2018年3月12日月曜日

Jazzって高い趣味かな?


ちょっと振り返ってみた。

まずは楽器への初期投資が10万〜かな。

レッスン代。月に10,000円くらい?僕の場合半独学なので固定費的なレッスン代はかからないけどね。ジャムセッションの参加代が月に5,000円〜10,000円くらいかな。

教則本、楽譜代。本能の赴くままに買ってると大変だから、何とか理性で「楽譜買ったからといって上手くはならないんだぞ。そもそも弾く能力と時間があるのか?」と自分を抑えて、それでも年に5、6千円は買ってしまうかなあ。

CD代。図書館で探せば「これが無料でいいのか?」ってレベルで名盤が聴けてしまう。Youtubeも駆使すれば無料なんだけど、ここは逆にお金を使いたいところ。

あとはコンサートかな。これは贅沢品だよね。ブルーノート東京なんかに足繁く通ったりしたら大変だ。僕はさほど熱心にコンサートに通うタイプではなくて、年に1回行くかどうか(行かない方が多い)なのでノーカン。

ということは、初期投資は無視したとして、月に1〜3万くらい、というのが一般論かな。人によって幅はあるだろう。

僕の場合、今年に入ってからJazz関連で使ったお金は月に1万数千円前後だった(実績)。大人の趣味としては悪くないんじゃないかな。ちょっといいバーでカクテル3杯飲んだら6千円とられるんだから。あはは。

おっと、今回はなんだか生々しい投稿になってしまったな。どうしてこんなことを書いたかというと、本日、Boseのノイズキャンセリングイヤホンが凄く欲しくなってしまったのを、理性で押しとどめたからさ。

小遣い制のオトウサンはハイエンドオーディオには手を出しちゃダメだね。Boseのイヤホンがゆーてハイエンドか分からないけど。

2018年3月11日日曜日

ジャズ喫茶バンザイ!


友人のグルメブログに時々寄稿している。最近は料理の話に加えてJazz喫茶探訪記を投稿し始めた。

コーヒー飲んでジャズについて書いてるだけだからグルメブログにはちょっと唐突かな。大丈夫かな。と思っていたら、友人が「あれで良い。いい記事だ」と褒めてくれたので安心してシリーズ化している。

今日も保谷のBUNCAに行ってきた。いい喫茶店だった。その様子は来週にでもアップする予定だけど、あちらには書かないような記事をこっちにも書いてみようかな。つまり、あっちは「ジャズ?うんうん。知ってる。オシャレだよね。カッコイイよね(でも特に意識して聴かないね)」という読者が大多数のはずで、こっちの読者はどちらかといえば「好きな言葉はハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウです!」とめっちゃ早口で喋るような方々じゃないかと思うんだ。(偏見)

そんなあなたに、僕はジャズ喫茶に行くことを強くお勧めするのだ。「いやいや人それぞれでしょう。一概にお勧めされてもね」と言われてもくじけない。一口に「ジャズ喫茶」といっても色々あるんだよね。

「喋るな!」って店から「会話?OKっすよ」という店、極フツーの喫茶店だってある。先ほどのHMP5thBelow君も、きっと好きになれるジャズ喫茶があるはずだ。

いい音でレコード(CD)を聴くのって、気楽だしリラックスできるし集中もできる。いっそBGMにして読書したって問題ない。何枚かアルバムを聞いてジャズ喫茶を出る頃には、結構クリエイティブな気分になってて嬉しい。

どうやら僕にとってはジャズ喫茶は最高の気分転換になるらしい。これはすごく嬉しい発見なのだ。

2018年3月9日金曜日

もう楽譜は買わないつもりだったんだけど


 タイトルの通り。

買ったのはジャズ・ブルースピアノだ。


このシリーズはとても良い。一冊3,780円(税込)。安くはないね。三冊で一万超えるぜ。

もう十分に本は持ってる。練習する時間もない。新しい本を買うのはよそう、と思っていたのに買ってしまった。

内容が"どストライク"だったから仕方ないよね。ブルージーなフレーズとバッキングの練習ネタが欲しかったんだ。ワクワクしながら家に帰っていくつか弾いてみたら思った通りだ。いいね、これは。練習し甲斐がありそうだ。頑張ろうと思う。

2018年3月8日木曜日

アート・テイタム凄すぎる問題


黒本買ったのは大正解だった。リードシート見ながらピアノを弾いてると心地よく時間が過ぎて行く。テキトーにアナライズしながら、お。このコード進行、他の曲にもあったな。などと思いながら弾く。勉強にもなる。

さてさて、アート・テイタムである。

何せスウィング時代の人だし、あまり勉強にならないと思い込んで熱心に聴くことはなかったのだけれど、この間Jazz名盤本を読んでいたら「あのホロヴィッツがテイタムのテクニックにビビった(雑な引用)」などとあって、いやいや、クラシックの超絶技巧マエストロ、ホロヴィッツがテイタムに驚くとかただのリップサービスでしょうが。クラシックの奏法ってちょっとレベルが違うでしょうが。幼少期から徹底的にシステマチックに鍛え上げるんだからさ。


と思って改めて聴いてみたら、あ、確かにスゲーや。これ本当にホロヴィッツも驚いたかもしれないな、と感心してしまった。今まで何聴いてたんだオレ。

サビのところなんか、二人で弾いてるよね?えっ!?違うの!?くらいに思っちゃうね。(上記Youtubeの18:00過ぎから、とか)

「スタイル別ピアノ・シリーズ『ストライド&スウィング・ピアノ』」のArt Tatumの章を読んでみるとコード進行もかなり凝っていたことがわかる。


ジャズの歴史ってつながってるんだ。うーむ。深いな。
いや、当たり前なんだけどね。SwingがあってBebopがあるってこと。そうか、そういうことか。ようやく実感した。(今までの聴き方が雑だったな・・・反省)

2018年3月6日火曜日

練習法 as of 2018/03


家で酒を飲まないと色々捗って嬉しい。今日はピアノ練習以外に自分の弁当用に切干大根のアチャラ漬を作り、スープジャー用に天ぷら(野菜すり身天)を小分けして冷凍した。

僕の弁当はシンプルで、おにぎりとスープジャーの味噌汁、青魚の缶詰、りんご半個(夏はトマト一個)、あとは野菜の副菜が一品が基本だ。簡単だから妻の手は借りない。おにぎりとスープジャー味噌汁の組み合わせは最高だね。味噌汁に入れるのは豚バラ1、2枚か鳥もも肉ひとかけら(数十グラム)、あるいは野菜すり身天(やはり数十グラム)。野菜は冷蔵庫の余り物、何んでもいい。美味いんだよな。あー。明日が楽しみだ。ささやかな(本当にささやかな)小確幸。

今宵はデューク・エリントンを聴きながらブログの更新だ。


Youtubeだと色々つまみ食いしてしまうのが良くないよな。やっぱりアルバム一枚をきちんと聴き通したい。と思えば丸々アルバム一枚分アップロードされているのは何故なんだぜ?著作権大丈夫なのだろうか。取り締まりの手が回ってないのかな。

まあ、それでもYoutubeではレコードの緊張感は望むべくもないからね。CDでも力不足だけれど、経済を回すためにも(というかジャズ中古市場を回すためにも)なるべくお金を出して中古CDは買いたいと思う。

さてさて、本題。

これまで朝だけだったのが、朝と夜にピアノの練習をするようになって余裕が出てきた。

お楽しみの遊び弾きは夜に回して、朝に基礎練ができるようになったのが大きいと思う。そういう練習スタイルになったのは最近だから、効果の検証はこれからだけど。

基礎練の一つめ。マイナー・メジャーのブルーススケールを12キーを2オクターブ上昇して下降する。左手はii - V - I△ - VI - ii - V - I△ - I6。まだまだスムースに弾けなくてムッキーとなる。

二つ目はルート抜きの ii V。
b3-5-b7-9, b7-9-3-13, 3-13-7-9だ。これも12キー。なるべく「えーと、これが3度でこれが13度」と考えながら弾くようにしている・・・かな。

三つ目は左が1-7, 右手が3-5-9のメジャーセブンスを12キー。半音進行、全音進行、短3度進行、長3度、4度。

独学としては、概ね正しい基礎練じゃないかな、と思っているのだ。

さて、今日はこれから課題曲のコードを眠くなるまで叩こう。うん。

2018年3月5日月曜日

Youtubeは宝の山ではあるけれど


スーパー時間泥棒だね。Youtubeは。

今日はYoutubeでJazzの名盤を検索してたらもう止まらない止まらない。

いくらでも時間が盗まれてしまった。だから、今日はまだ夜の練習ができていない。

取り急ぎブログを更新してピアノ練習に向かおう。

おっとその前に。

Antonio Carlos Jobimのピアノ。


お。このくらいだったら俺にも弾ける?
とか、あれ??もしかして下手?決して上手くはない?

とか思ったらダメなんだぞ、きっと。

ハートがこもった名人芸なのだ。超絶技巧はいらないから(というより無理だから)こういうピアノが弾きたいな、と思う。

2018年3月4日日曜日

たまには自分を褒めてみよう


先日のセッションで先生や先輩方から「(私)さん、上手くなりましたね」と褒められた。


「そりゃ練習頑張って下手になったらたまりませんよ(笑)」・・・orz
「ダメな時の方が多いですよ(笑)」・・・orz

とりあえず謙遜しとけ、という態度は日本社会に於いては無難かもしれない。しかし、もう少しテンションをあげてもバチは当たるまい。というわけで、これまで自分が達成したこと、できるようになったこと、有効と思える練習法を書いていこう。

まあ、実際のところ、始めた時よりは上手くなった。これは紛れもない事実だ。

コード進行が楽に頭に入るようになってきた。

半年ほど前は、枯葉を覚えるのに2ヶ月近くかかったものだ。何でこれだけのコード進行が覚えられないのだ!と頭に血が上りながら勉強した。

最近はThere will never be another you を2ヶ月、Have you met miss Jonesを1ヶ月で覚えることができた。

今は I'll remember April とIn your own sweet way を覚えようとしてる。後者はそれなりの難曲である。勉強していてストレスがない。上手くいけば1ヶ月で二曲覚えられると思う。

やっぱりツーファイブは大事だ。

スケールの重要性が分かった

小節に対応したスケールを指に覚えこませておけば大概は何とかなる。それほどスケールは頼もしいヤツだ。その上で弾きたい定番フレーズを仕込んだり「この小節はコードの三度から入ってやろう」などと心構えがあればもはや準備万端と言っても良い。(「言うは易し」ってやつ)

「歌える」ことは凄く大事

歌えるということは、曲を把握できた、ということ。
歌えるということは、ハートを込められる、ということ。
歌えるということは、アイデアが広がる、ということ。

さてさて、次のステップに向けて頑張ろう。

目標は、両手でテンションAddしたコードをすぐに弾けるようになること。
12キーのスケールを指に覚えこませること。(まずはメジャー・マイナーのブルーススケール)
弾き語りができるようになること。

上記のために練習していて、今の所は正しい方向に進んでいる気がしている。

2018年3月3日土曜日

酒飲んでる場合じゃねー


超初心者セッション仲間とセッションを2時間、yuki-nakano-music-labで2時間。

Jazz的に極めて充実した1日だった。

例によって課題がてんこ盛りだ。

以前は帰って一杯やるのが楽しみだったけど(というか酒飲みながらセッションやってたけど)今は酒飲む時間が惜しいという気がする。


やっぱり酒飲みながらって練習にならないよね。やらないよりはマシかもしれないけどさ。集中力がね。ツーファイブ練習するにしても漫然と弾くより(それはそれで運指の練習になるだろうが)

ii は3・5・7・9
V はb7・9・3・13
I が3・13・7・9

とか考えながらやる方が有意義に違いない。うん。

というわけで、結構アル中に近いレベル(no kidding)で定常的に結構な量の酒を飲んで来た僕だけど今週に入ってから家で酒を飲むのを辞めている。

というのはまあ、ちょっと嘘があって、本当は順序が逆。酒を飲むのをよしたのが先だ。先週、何となく休肝日作ったら今の今まで続いてるんだよね。いや奇跡だな、と思って。で、いつもだったらダラダラ酒飲んでる時間にピアノの練習とか出来て、こりゃいいや。と思っているのさ。

家飲みの酒代も時間も勿体無いから、このまま酒の量をドラスティックに減らしたい所存です。朝の目覚めもいいし、胃腸の調子もいいし、悪いことがないや。

あ、それからやっぱりVocal練習は極めて有効なことが分かりました。

という事で駆け足ですが、本日はおしまい。

2018年3月1日木曜日

コード、コード、コード!!


とにかくコードを覚えたいと思っているけれど、こればっかりはピアノを叩くしかないようだ。

Mistyのチュートリアル。


一応簡単な方のレッスン動画だとは思うが、これを見てると自分に足りないものが見えてくるね。

12keyのツーファイブを覚えること。しかも構成音を意識しながら弾けること。

展開形をできるだけ身に付けること。

9th, 11th, 13thが、すっと出るようになること。

数年もしっかり練習すればできるに違いない!だから、がんばろう!

買ったもの1