2018年3月8日木曜日

アート・テイタム凄すぎる問題


黒本買ったのは大正解だった。リードシート見ながらピアノを弾いてると心地よく時間が過ぎて行く。テキトーにアナライズしながら、お。このコード進行、他の曲にもあったな。などと思いながら弾く。勉強にもなる。

さてさて、アート・テイタムである。

何せスウィング時代の人だし、あまり勉強にならないと思い込んで熱心に聴くことはなかったのだけれど、この間Jazz名盤本を読んでいたら「あのホロヴィッツがテイタムのテクニックにビビった(雑な引用)」などとあって、いやいや、クラシックの超絶技巧マエストロ、ホロヴィッツがテイタムに驚くとかただのリップサービスでしょうが。クラシックの奏法ってちょっとレベルが違うでしょうが。幼少期から徹底的にシステマチックに鍛え上げるんだからさ。


と思って改めて聴いてみたら、あ、確かにスゲーや。これ本当にホロヴィッツも驚いたかもしれないな、と感心してしまった。今まで何聴いてたんだオレ。

サビのところなんか、二人で弾いてるよね?えっ!?違うの!?くらいに思っちゃうね。(上記Youtubeの18:00過ぎから、とか)

「スタイル別ピアノ・シリーズ『ストライド&スウィング・ピアノ』」のArt Tatumの章を読んでみるとコード進行もかなり凝っていたことがわかる。


ジャズの歴史ってつながってるんだ。うーむ。深いな。
いや、当たり前なんだけどね。SwingがあってBebopがあるってこと。そうか、そういうことか。ようやく実感した。(今までの聴き方が雑だったな・・・反省)

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