2018年3月16日金曜日

山下洋輔『[新編]風雲ジャズ帖』(平凡社ライブラリー)


今週末はジャムセッションだ。大丈夫かな(笑)

練習に自信を失っているのは春が近づいたからか、それともジャムセッション練習が近づいたからか。

僕にとって春は憂鬱な季節だ。

昔の恋人との悲しい別れを思い出すからだ。というのは嘘。そんなシャレた記憶があるわけじゃない。ただ単に毎年憂鬱になる。プレ五月病みたいなものだろう。気候が生ぬるくなった。ああまた春が来たか・・・なんて暗い気分になるわけ。我ながら不思議なもんだ。

さてさて気を取り直していこう。本日やらかした仕事のミスは何とかリカバったし(同僚のチェック結果も「問題なさそうですね」)何はともあれ二週間は練習はしてきたんだから、二週間前より今の方が上手くなっているのは客観的事実なのだ!(なのだ!)

本日は「The Unique Thelonious Monk」を聴きながらの更新だ。


山下洋輔の「風雲ジャズ帖」。読みながら記憶が蘇った。昔、文庫で持って愛読していたのだ。何度も読み返したものだ。新潮文庫だったかな。

文章がパワフルでリズミカル。ジャズマン!って感じ。こんな文章、Webではまずお目にかかれない。読みながら、時代が違うよなあと思った。学生運動真っ盛りの時代かな。東京の殺伐とした雰囲気が伝わってくる。バカやったもの勝ちだったのかもしれない。粗にして野だが卑ではない、というやつか。なんとなく羨ましい気がした。それから当時の「フリージャズ」メンの破壊的な生活が垣間見えて面白い。山下洋輔は今どうしてるのかなとググってみたら、今も精力的に活動されているとのことでこれは嬉しい。そういえば学生時代、この人のソロコンサートに行ったなあ。ボレロは流石だった。ブツブツ。

ああ。何だか過去の記憶に囚われてしまって投稿の落とし前がつけられそうにない。よってこれにておしまいだ!

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