2018年3月13日火曜日

自由になれた気がした1−5(抜き)の夜〜♪


タイトルは尾崎の「15の夜」のシャレなんだけど同世代(から少し上)にしか通じないよな。うーん。参った。というほどのことでもないけれど。

さて、本題。ビバップ以降、ピアノコンピングで1−5を抜く技法があるとのことだ。3度はメジャー・マイナーを決める大事な音だし、7度もナチュラルとフラットでは性格が全然違う。この二つを出しておけばコードの肝となる響はOKだぜ。1−5はベースに任せればいいじゃん。という発想。

なるほど、と思ってこれまで1−5抜きのコード練習にトライしてみたことはあったのだけど、これがなんとも難しい。

左手に1ー3ー5ー7だの5−7−1ー3だのが染み付いてしまっている。「え?今さら1−5を抜け?そいつぁ勘弁して下さいよ、旦那」という左手の声が聞こえてくる。3−7だけだといまいち落ち着かない響きにもなる。練習が定着しなかった。

それが最近、左手と右手を使ってやれOpen VoicingだのClosedだの試し始めたら(まだルーチンの練習には組み込めない)1−5抜きの型はどうしたって避けて通れない。仕方なく?弾いているうちに1−5抜きの面白さが分かってきた。

1−3−5ー7全部弾くのより、断然アドリブが自由になるのだ。1−3−5ー7弾いてしまうと、もう流れが決まってしまう感がある。逃げ場がない。ドンピシャのメジャースケール弾けよ?でもルートとか5度は慎重に使えよ?つまらんぞ?ん?という強烈なプレッシャーがある。

それを3−7だけで弾いてると「あ、なんでもいいっすよ。ドリアン、リディアン、ミクソリディアン、オルタード、なんでも行っちゃってください」みたいな雰囲気になるのだ。アドリブの合いの手としても使いやすい。

3−7弾くのはどうやらブレークスルーになりそうだぞ?という予感がある。これは何としても練習に組み込まねばなるまい。うん。


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