2018年3月21日水曜日

いわゆる「名盤」を聴きまくっている


聴きまくるってのは大げさかな。

CD一枚、40分〜70分を聴くだけのまとまった時間を取るのは難しいからね。

せっかく聴いても、途中から意識が飛んで別のことを考えていることもある。仕事のことなんか考えてると「俺は一体何をやってるんだ」ってなもんでね。せっかく音楽に浸るべき時間を無駄にした!

聴きながらウトウトしちゃうこともあって、それはそれで悪くない。聴き終わった後でうーんと伸びをしたら体がほぐれてたりするような感じもある。体の方は気のせいかも知れないけれど、リラックスできたのは間違いないね。

さて、本題。
数多あるジャズ名盤ガイドを図書館で借りて、聴きたいアルバムをメモして、CDを図書館で借りる。無料で活動してるとジャズ市場が回らないから、いつかは(中古)CD市場にお金を払わなければ、と思いながら。

名盤と言われてるCD。聴き始めの数秒で鳥肌が立つようなのもあれば、半分ほど聴いても??あれ?ってなって、アルバムを切り替えちゃうのもある。

鳥肌名盤。明らかに演奏者の波長っていうのかな。それがビシッと伝わるやつだ。僕の第一のフェイバリット、キース・ジャレットのアルバムの多くはいきなりシビレさせてくれる。あとはブラッド・メルドーも今の所ハズレがなさそうだ。キースとブラッドとは全くスタイルの異なるジーン・ハリスも意外と好きだな。これからどういう出会いがあるか、楽しみだ。

問題は後者。

あれ?これが名盤?ってなる。

単に波長が合わないのか。
聴くべき気分、あるいはタイミングではないのか。
あるいは、実は「あなたの」名盤ではないのか。

性急に判断せず、じっくり見極めたいところだ。

最近「じわって」きたのがバド・パウェルだ。前は「何がいいの?ビバップ・ピアノまんまじゃん。これ以外ないじゃん?どこに独創性があるの?(<これはフェアじゃない)」と思っていたのが、繰り返し聴くうちに凄さと良さが分かってきたんだよね。

いまいちピンとこない名盤でも、しばらくはいろんな角度で聴いてみたいと思っている。

そう。まずはレッド・ガーランドさん。あなただ(笑)


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