2018年5月11日金曜日

お酒のこと


BGMはハービー&ジャコで。
ジャズから脱線してお酒の話。


10年以上毎日、日本酒換算で4合を飲んできた。休肝日など作れなかった。

記憶が飛ぶことはあまりなくて、酒が原因で仕事に失敗したこともなし、酒で事件を起こしたり怪我をしたことも滅多にない(少しあるんかい!)。とはいえ、自分でも「半分アル中だよな。年を取ってもこのペースで飲んでると間違いなく体にガタがくるな」という意識はあった。

3ヶ月ほど前、ふと思い立って酒を飲まない日を作ってみた。

そのまま、家飲みを辞めて今に至っている。

1、2週に1回ほどのペースで付き合い飲みをする程度だ。(付き合い飲みでは結構飲んじゃうけど)

何で家飲みを辞められたかというと、その理由は以下の2点に絞られるんじゃないかと思っている。

1. アルコールの禁断症状は大したことない。(タバコと比べて軽い。経験上)
2. ジャズピアノの練習をするため

この「2.」が大きいんだよね。酒を止めたら、夕方〜寝るまでの時間がぽっかりと空いてしまう。暇で何をしていいか分からなくなって「もう飲むしかない」「飲まなきゃやってられない」ってなっちゃう。

ピアノの練習してれば充実した時間を過ごせるし、ジャムセッションにも少し自信を持って参加できる。Jazzピアノ様サマなのだ。一石二鳥感パネェ。

それから、酒を3ヶ月ほど劇的に減らしてみて分かったことがある。

酒に頼らなくても、人間それなりにうさを晴らすことができる。ワクワクすることもできるのだ。

酒に頼るとその辺安直に解決できてしまうから「酒に頼らずにうさを晴らす方法」や「ワクワクする方法」を、忘れてしまうのだ。

酒を減らしてみると、最初は「酒のない生活はつまらないな」と思っていたのに、最近は「酒のない生活の方が、酒に依存していた生活よりも楽しいぞ」という気がしている。ささやかなことが楽しく感じられる。例えば新しい練習メニューを試すこと。朝のコーヒー。三時のおやつ。酒に頼らずに眠ること。どれも素敵だ。鬱な気分になることも減ってきた。

毎日酔っ払って眠る生活から脱出してみたら、メリットしかないんじゃないの?と驚いているところだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

買ったもの1