2018年5月18日金曜日
禁断のルートレス・ヴォイシング
ルートレス・ヴォイシング。
「ルート?ベースさん、頼むわ」という発想である。
ということはCの 251がこうなる。
(ラをソに変えて、C△7(9) とするのもある)
「はあ、そうですか」
素直な性格の人なら、すんなり受け入れるだろう。
「かまわんよ」
おおらかな人なら、気にしないだろう。
素直でもおおらかでもない自分は引っかかってしょうがない。
「Dm7(9)とか言ってますが、F△7ですよね?」
「G7(9)(13)って、ルートと5thがないと、テンションばかりじゃないですか!調性ないじゃないですか!」
「C△7(9)(13)とか、もはやEm7じゃないですか!」
「ってことは、F△7 > むにゃむにゃ > Em7 じゃないですか!これをCの251と言っていいんでしょうか!!」
引っかかっててもしょうがないので練習する。
すると、実際に鍵盤を叩く担当の指の方では特に違和感ないらしくて、やればやるほど慣れていくのが面白い。当たり前か。
しかしまあ、ルート抜きになっちゃうと、ほんと調性破壊の数歩手前だと思う。これって要するにアレだ(テキストを確認する)ポリコード的な?ポリコードというのは、C7のコードにDmのコードまんま乗っけちゃえとか、そういうやつ。
ここまで来ればもう4度重ねヴォイシングも近い。
とうとう自分も、ルートレス・ヴォイシングの練習に入ったか。と少し感慨深いのだ。先は長いぞ。
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