2018年2月15日木曜日

オルタードスケールが好き


1, #9, b9, 3, #11(b5), b13, b7 というほぼテンションだけで出来あがった「ひねくれ」スケールだ。例えばCのオルタードスケール。
なぜ「ひねくれ」かというと、ひねくれ者の僕が好きなスケールだからひねくれスケールなのだ。

上手い人がこのスケールを使うと、とてもカッコいい。いい感じの「アウト」で「Jazzy」あるいは「エキゾチック」な雰囲気がでる。

僕なんかが適当に弾いてしまうと、すっとぼけた感じになるのが悔しいけれど面白い。

そう。僕は「アウト」なアドリブが好きなんだ。どうして「枯葉」でこのメロディが出るんだ?みたいな。



ビル・エヴァンス。ソロの前半は基本Gマイナー(B♭メジャー)スケールで、テンションは(特に前半は)さほど使ってない。たまに出てくる印象深いテンションは11#(C#)で、これがめちゃくちゃ効くんだな。

全体にマイナー寄りではあるんだけど、強い調性は感じさせないのが不思議だ。僕なんかが枯葉を弾くと、あっという間に陳腐になってしまうのだが。(比べてはいけない)

後はキースジャレット。


彼くらいになって来ると、コード進行が理解できないからね。聴いてるだけでロストする(笑)いわんやメロディのスケールをや。まあ、聴いてて美しいからいいや。

それにしても、僕の問題は「インサイド」なアドリブが出来ないのに「アウトサイド」が好きで、技量も知識も足りないのにチャレンジしようとしてしまうことだな。うん。諦めろ自分。まずは「インサイド」だ。

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