2018年2月1日木曜日
コンマ1秒の世界だから
例えば、割と緩やかに流れるスウィングジャズのテンポがメトロノームの120くらいかな。120の単位はBPM(Beat Per Minutes)で分あたりの拍数。120 bpmだと1拍が0.5秒になるね。
ということは、4拍 = 4ビートの1小節が2秒になる。
ということは、2小節で4秒。
実際にはセッションのテンポって走りがちだから、まず4秒未満で走ってるね。
この2小節=4秒の間にツーファイブが進行する。
すなわち、この4秒間でツーファイブを意識したアドリブする必要があるわけ。
ということは、アドリブする判断に1秒の猶予もない。コンマ1秒がギリ。
これってもはや「宇宙刑事ギャバン」の世界だ!蒸着!!
ジャズの先輩方がコード進行とメロディが書かれた楽譜(リード・シート)見ながらジャムセッションに参加しているのを見ると、すげーなーと思う。コンマ何秒の間に、楽譜を見て、それからアドリブ構成してるんだから。
僕にはとても無理だ。まずはとにかくコードを覚えなきゃ。そう思って練習している。
コードを覚えてしまえば、コンピング(伴奏)が随分楽になる。
それからアドリブで弾くべきスケールも見えてくる。
コードの覚え方にもコツがあることは頭でじわじわと理解し始めてるんだけど、まだ体がついてこない。鍵はツーファイブのはずだ。蒸着!!なのだ!
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